大阪府豊中市にある歯医者のいちかわ歯科医院

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院長コラム

滅菌器の普及率 スタンダードプリコーション

先日ある歯科衛生士さんとお話しする機会がありました。結構意識の高いお方で、今お勤めの医院さんは、その方が思うほどの衛生管理体制が整っていないらしく嘆いておられました。その時に出てきた言葉なのですが、皆さんはスタンダードプリコーションという言葉を聞いたことがありますか?

スタンダードプリコーションとは、
「すべての患者の血液、体液(汗を除く)、分泌物、排泄物、粘膜、損傷した皮膚には感染の可能性がある」とみなし、患者や医療従事者による感染を予防するための予防策(標準予防策)」
のことです。 感染症の有無を問わず、すべての患者を対象に実施するというものです。歯科医院に来院される患者さんの中には知ってか知らずかいろんな感染症をお持ちも方がいるわけですが残念ながら「私、感染症なので。」と申告される方は非常に少ないです。なので患者間の交叉感染を防ぐ意味でもスタッフを守る意味でも全員感染の可能性があるとみなし対策をしなければなりません。そこでクラスBなのですが日本での普及率って諸外国に比べダントツに低いんです。ちなみに最新のデータがないので以前のものからの予測になりますが2018年現在、

・歯科用CT   20%(5軒に1軒)・・・保険導入されてから5年経過した為伸びた?

・クラスB滅菌器 5%(20軒に1軒)・・・保険導入がない為低空飛行か?

といったところでしょうか?ミーレ+クラスBに至っては1%未満でしょうかね。

クラスB滅菌器に関してはヨーロッパでは100%近く、中国や韓国のアジア諸国でも2割や3割くらいはいっているのではないでしょうか?なぜこんなことになっているのかはわかりませんが今までの日本の歯科行政や教育がそうだったということでしょう。なので遅ればせながら良いもの、必要なものは導入していけばいいと思います。高くつくんですが・・・。

話は変わりますが日本の車の新車販売、今99%AT車らしいです。逆にヨーロッパではまだまだ半分以上がMT車らしいです。お国柄や国民性の違いがありますが、戦後日本が世界第二位(今は三位)の経済大国になれたのはある意味独自の観点から政策を進めてきたからなのかもしれませんね。そして今後超高齢化社会、成熟経済社会を迎えるにあたってよりよい政策をすすめてほしいものです。

 

 

 

 

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この記事が書かれた日:2018年05月26日

カテゴリ:未分類, 院長コラム

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