大阪府豊中市にある歯医者のいちかわ歯科医院

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院長コラム

第2回 削る?削らない?

二回目のコラムです。開院から一ヶ月経ち、そろそろ慣れたような慣れていないようなそんな感じです。最近すこし秋めいてきまして、ここ利倉西でも朝晩が肌寒くなりました。夜のかえるの鳴き声は虫の音にかわり季節の変化を感じる今日この頃、運動会、文化祭とイベントも多彩な季節ですが体調を崩さないようお互いがんばりましょう。私事ですが今度地区の運動会に出場することになりました。

さて先日、ある方からこんな質問をいただきました。「ミニマムインターベンションとメタルフリーは相反するものではないですか?」というものです。ミニマムはできるだけ削らないというのに対して、メタルフリーにすると金属より削る量が増えてしまうのではというものです。最近の歯科の専門図書でもこの二つは流行物のように扱われていますが、そういった部分にはあまり踏み込んだ論争は多くはないようです。これはあくまで私の個人的見解ですが、基本的には無理にたくさん削る必要はないのではないかということです。というより、本当は私自身、削るのは嫌いです。本当はわれわれが削らなければならなくなる前に来ていただいて予防するのが理想的なかたちなのでしょうね。話を戻しますが虫歯の治療の選択肢として、「詰める」ことに限定した場合、その材料は大きくわけてインレー(金属)とレジン(樹脂)です。私は可能な限り後者を選択しています。ただ大きさや部位によって強度的に耐えられない場合などは次の段階を考えなければなりません。そこで初めて金属と強度のあるセラミック、強化プラスチックとどちらにするかということになるのです。ただ当院は基本的に保険治療をベースに考えておりますので、ここから先はご希望の方にはということになります。治療から予防、機能以上の付加価値という時代の大きな流れのなかで歯もより白い方がという欲求をみたすためにこういうものもありますよ、とそういう話であると考えていただければよいかと思います。当然そこで金属より若干削る量は増えますが、それでも白い方が良いとおっしゃる方には、そんな説明もした上で治療を進めさせていただいています。今後は前述のような予防型の医院を目指してやっていきたいものです。

今回は少し専門的?な話になりましたが、こんなかたちですすめていきたいと考えていますのでよろしくお願いいたします。

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この記事が書かれた日:2006年08月01日

カテゴリ:院長コラム

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